基本情報
バイオハザード RE:3は、カプコンが開発・販売を手掛けたサバイバルホラーです。 2020年4月3日の発売以来、アクション性の高いリメイク作品として国内外のファンから非常に好評を得ています。一方、日本語レビューでは探索要素が少ない点から評価がやや分かれています。
| 正式タイトル | BIOHAZARD RE:3(バイオハザード RE:3) |
|---|---|
| 開発・販売元 | 開発:カプコン / 販売:カプコン |
| 発売日 | 2020年4月3日 |
| 対応プラットフォーム | PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox One、Steam |
| ジャンル | サバイバルホラー |
| CERO | D(通常Ver. 17才以上対象) Z(Z Ver. 18才以上対象) |
| 価格(税込) | 通常価格:3,990円/2026年4月時点セール価格:399円(90% OFF) |
PC / Steam評価・配信状況
Steam版では2026年4月時点でレビュー総数77,043件、全体評価は「非常に好評」です。最近のレビュー(8,074件)も「非常に好評」で、発売から数年経っても一定の支持を得ていることがわかります。
一方、日本語レビューは283件で「賛否両論」(69%が好評)と、海外よりも意見が分かれています。
評価グラフ上では、発売直後は「好評」寄り、時間が経つにつれて「非常に好評」へと推移しています。
物語と世界観:ゾンビに覆われた街からの“脱出”がすべて
舞台はアメリカ中西部の地方都市・ラクーンシティ。
郊外で発生した謎の行方不明事件をきっかけに、警察特殊部隊S.T.A.R.S.が壊滅状態に陥り、街全体がバイオハザードに飲み込まれていく、という設定です。
主人公はS.T.A.R.S.の女性隊員・ジル・バレンタイン。
彼女は前作「バイオハザード RE:2」の事件を経て、アンブレラ社の闇を追い続けていますが、ラクーンシティの崩壊に巻き込まれていきます。
物語の軸は、ゾンビだらけの街を駆け抜けながら、追跡者「ネメシス」から逃れ、脱出ルートを探すサバイバルストーリーです。
トーンは恐怖と緊張感が強い一方、ジルのクールで芯の強い性格や、民間人救助隊のカルロスとの掛け合いで、ところどころ人間味のある会話も挟まれます。
サブキャラクターとしては、カルロス、ニコライ、民間人たちが登場し、短いシーンながらそれぞれの立場や思惑が描かれます。
ただし、本編のボリュームが比較的コンパクトなため、サブクエスト的な要素は少なめで、あくまで「ジルの脱出劇」に焦点が絞られています。
実際にプレイすると、ストーリーは一本道で引き込まれやすい一方、展開が早くてあっという間に終わってしまう印象。
「ゾンビだらけの街から逃げる」というシンプルなテーマが好きな人にはピッタリですが、深い陰謀や伏線回収を期待すると、少し物足りなく感じるかもしれません。
ゲームシステムの特徴とプレイフィール:追い詰められながら走り抜ける“アクション寄りバイオ”
カメラ視点は「バイオハザード RE:2」と同じく、肩越しのサードパーソン視点です。
UIはシンプルで、右下に装備武器と弾数が表示されるスタイル。
基本操作は、移動・照準・射撃・回避・アイテム使用が中心で、RE:2から引き継がれているので、前作をプレイした人ならすぐに慣れます。
武器はハンドガン、ショットガン、グレネードランチャーなど、おなじみのラインナップ。
戦闘の基本ルールは「限られた弾薬と回復アイテムで、いかに効率よく敵を倒すか」というサバイバルホラーらしい設計です。
ただし、RE:2と比べるとアクション性が高く、ジルには「緊急回避」や「パーフェクト回避」といったアクションが用意されています。
これを使いこなすと、敵の攻撃をかわして反撃する爽快な戦いが可能です。
全体の進行イメージとしては、街を探索しながら鍵を探し、イベントをこなし、ネメシスに追われながら次のエリアへ進む、という流れ。
一本道寄りで迷路のような複雑さは少なめですが、その分「追い詰められながら走り抜ける」緊張感が強く、プレイ時間は短めでも体験の密度が高めです。
ゲームの難易度
難易度は「アシステッド」から「インフェルノ」まで段階的に設定されており、緊急回避を活用できるかによって体験が大きく変わります。初見でも7〜8時間ほどでクリア可能です。
高難易度では弾薬管理と回避精度が求められ、アクション性が際立ちます。ホラーとしての恐怖より、緊張感重視の設計が特徴です。
良かった点・気になった点
- ネメシスとの追跡劇の圧倒的な緊張感:
追跡者「ネメシス」が突然現れて襲いかかってくるシーンは、何度プレイしてもドキドキが止まりません。
逃げるしかない場面も多く、「いつどこから現れるかわからない」という不安感が、サバイバルホラーらしい恐怖を引き出しています。 - 緊急回避を駆使した爽快な戦闘:
パーフェクト回避が成功するとスローモーションになり、一気に反撃できるシステムは、慣れるとかなり気持ちいいです。
「逃げるだけ」ではなく「うまくかわして反撃する」という選択肢があることで、戦闘の爽快感がグッと上がります。 - グラフィックと演出が映画並み:
REエンジンの高精細な表現と、崩壊する街の演出が圧巻。まるで映画を見ているような臨場感があります。 - カルロスとの掛け合いが魅力的:
ジルとカルロスの会話は、シリアスな状況の中でもほっとするポイント。 お互いを信頼しつつも、ツンデレ気味なやり取りがコミカルで、物語に程よい人間味を加えてくれます。
- 本編のボリュームがやや物足りない:
一本道で進行が早いため、初見でも7〜8時間ほどでクリアできてしまいます。もっと探索したかったという声も多いです。 - ネメシス戦が“逃げるだけ”になりがち:
ネメシスは強力すぎて、序盤〜中盤は基本的に逃げるしかありません。 「戦う」選択肢が少ないため、慣れてくると「また来たか」という感じになり、恐怖がマンネリ化しやすいです。 - 武器カスタマイズ要素が薄い:
RE:2では武器のパーツを集めて強化できましたが、RE:3ではその要素がかなり削られています。 「武器を育てる楽しさ」が減った分、やり込み要素が少なく感じるかもしれません。 - マルチプレイ「RESISTANCE」がややニッチ:
同梱されている非対称対戦「BIOHAZARD RESISTANCE」は、1対4の非対称対戦で個性的ですが、マッチングやバランスの問題もあり、プレイヤー層が限られています。 「本編だけやりたい」という人には、正直なところおまけ程度の印象です。
価格とボリューム:セール価格なら文句なし、定価なら“短い”と感じるかも
Steam版の通常価格は3,990円ですが、2026年4月時点では90% OFFの399円でセール中です。
プレイ時間は、初見で7〜10時間、やり込み要素(難易度別クリア、コレクション集め、ランク挑戦)を入れると15〜20時間ほど。
RE:2と比べるとボリュームは控えめですが、セール価格399円なら「映画を何本か観る感覚」で楽しめるコスパです。
定価で買うかどうかは、ボリュームを重視するか、体験の密度を重視するかで意見が分かれそうですね。
こんな人におすすめ
- ゾンビもの・サバイバルホラーが好きで短時間でも緊張感を味わいたい人
- 「バイオハザード RE:2」をプレイして、続きが気になっている人
- アクション寄りの戦闘が好きで、回避や反撃を駆使したい人
- グラフィックや演出のクオリティを重視する人
- じっくり探索して謎解きしたい人
- ボリューム重視で長く遊びたい人
- マルチプレイにあまり興味がない人
Steamでは7万件超のレビューで「非常に好評」を得ており、一定の支持を集めています。
実際にプレイすると、ネメシスに追われる緊張感や、緊急回避を駆使した爽快な戦闘はとても楽しく、グラフィック・演出も高クオリティです。
一方で、本編の短さや探索要素の少なさ、ネメシス戦のマンネリ感など、「もっと長く遊びたかった」という思いも残ります。
総合的に見て、セール価格なら文句なしにおすすめできる一本ですが、定価で買うかどうかはボリュームをどこまで重視するかで判断が分かれるでしょう。
